マカオのカジノのvipジャンケットについて
vipジャンケットは、中尾のカジノでVIPのサポートをする人の事です。
マカオに滞在中の間、ホテルや食事の手配、支払いやその他の雑用のほぼすべてを引き受けてくれる執事の様なものです。
マカオのカジノというと、ギャンブル好きな人は一度は行ってみたい場所だと思います。
ラスベガスのカジノに次いで華やかで、一晩で億万長者になる人もいれば一晩で破滅する人もいる、そんな夢のある場所です。
その中でも、VIPルームで楽しむのはさらに夢でしょう。
マカオのカジノのVIPルームは、そのシステムも非常にゴージャスです。
まず、VIPルームに入るためには最低15万香港ドル、日本円でだいたい220万円程度をローリングチップ(換金できないチップ)にする必要があります。
すなわち、220万円すべてを掛けなければいけないことになります。
このようなゴージャスな遊び方をするVIPに対して最高のサービスでもてなす、vipジャンケットはマカオのカジノの最上級のもてなしの方法です。
マカオカジノのジャンケットシステムとは
マカオカジノには他の施設にはないジャンケットという特有のシステムがあります。
世界最大規模の収益を上げる大型遊戯施設を有するこの国には、それだけ掛け金が大きい富裕層も多数訪れることになります。
そのようなハイローラーをマカオカジノへ連れてくる仕事がジャンケットと呼ばれる商売です。
ハイローラーは1回の掛け金が大きいので、それだけ大きなお金が動くことになるため、カジノ施設の収益全体に関わる大切な大口客であることは言うまでもありません。
そのような人たちをVIP待遇でもてなしてできるだけ多くのお金を落としてもらうための商売がこの国では巨大なカジノ産業を支えているのです。
プライベート機でマカオにやってきたハイローラー達をリムジンで案内してホテルへ連れてきます。
また、ジャンケット業者は夜の町にも詳しいので下半身の世話までしてくれます。
ハイローラー達のための特別待遇は多種多様ですが、ジャンケットという商売が成り立っているのは、中国の特異な国家体制によってお金の動きが制限されているためです。
マカオの各カジノのVIPフロア、ルームの大半は、未だジャンケットが運営
マカオのカジノのVIPエリアは、大前提として、その運営がカジノハウス本体によるものと、カジノハウス本体が運営を委託した、ジャンケット業者によるもので、構成されています。
VIPメンバーになるには、カジノハウス本体が運営するVIPフロアないしルームのメンバーになるか、ジャンケット業者が運営するVIPフロアないしルームのメンバーになるのか、というようにVIPメンバーになる方法というか、受付が違うものになります。
VIPメンバーズカードも、カジノハウス本体とジャンケット業者がそれぞれで発行しています。
カジノハウス本体発行のVIPメンバーズカードは、「同じ運営系列」のカジノで共通して使用できます。
例えばSands系列のPaizaカードで、ベネチアンやコタイ・セントラルのVIPエリアで遊ぶことができます。
ジャンケット発行のVIPメンバーズカードは、ジャンケットが提携している「複数の系列」のカジノで使用できます
現在のラスベガスではその制度がない、マカオカジノで特有な運営委託のジャンケット制度は、中国富裕層が海外へ資金を持ち出すときの制限を掻い潜ってカジノの賭け資金を移動させる必要から発達したものです。
現在はジャンケット業者は政府の公認職業となっていますが、今後はジャンケット制度は縮少していくと思われます。
これからはVIPメンバーになるための入り口は、カジノハウス本体でいいと思います。